ホーム >> がんについて >> がんを防ぐ食生活の14か条
 
 世界がん研究基金が、食生活とがんについて3年半にわたり世界各国の4500もの研究結果を検討したところ、不適切な食生活はがんに強く結びついていることがわかりました。そこで検討結果を「がん予防のための14か条」として世界へ勧告しています(1997年)。この14か条を生活の中に取り入れ、がん予防に役立てましょう!
動物性の食品に比べ、植物性の食品の割合が多い食生活はがん抑制に大きな効果があります。また、特定の成分にこだわることは禁物です。
 
肥満はがんのリスクを確実に高めます。肥満の度合いを判定するBMIが21~23になるよう心がけましょう。
1日に1時間の速歩、さらに1週間に少なくとも合計1時間は活発な運動でがんのリスクが下がります。
 
がん抑制効果のある野菜や果物が多く入ったおかずを、1日に5品以上食べましょう。

色々な種類の野菜、果物、豆類やなるべく精製度を抑えたでんぷん質(たとえば胚芽米や玄米や全粒粉のパンなど)を食べることで、がんを予防する様々な成分を取り入れることができます。
 
アルコールはがんのリスクを確実に高めます。1日平均で男性は日本酒で1合、女性は0.5合までに抑えましょう。
肉類を多く食べるとがんのリスクが上がります。1日80g程度にしましょう。もしくは魚や鶏肉を食べるようにしましょう。
 
がんのリスクを上げる脂肪の多い食品、特に動物性脂肪を抑え、植物油を控えめに使うように心がけましょう。
塩分の多い食事はがんのリスクを高めるだけでなく心疾患を引き起こします。食塩をたくさん用いたり塩分の多い食事を控え、調理や食卓での塩の使用を抑えましょう。調味に香辛料や酢を取り入れるなど工夫しましょう。
 
食品が腐ったりカビが生えないように適切に保存しましょう。また、腐ったりカビが生えた食品は食べないようにしましょう。
すぐに食べない食品は、冷蔵庫や冷凍庫で保存しましょう。冷蔵保存すれば胃がんのリスクが下がります。
 
添加物、汚染物質や他の残留成分が適切に規制されていれば、今まで知られている限りでは、有害ではありません。しかしながら、規制が不十分な場合や不適切に使用されれば、健康にとって危険となります。このことは、特に経済面での発展途上国で留意されなければなりません。
直火焼き等の調理方法でこげた食材には発がん性物質が多く含まれます。焼け焦げを頻繁に食べることがないようにしましょう。
 
以上の勧告を守れば、がんのリスクを低下させることができます。また、がんを防ぐ食生活をしていればサプリメント類は不要です。
 
がん予防についてリンク
その1: たばこについて/その3: ストレスについて/その4: がん検診について