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乳がん検診
 

 
 食生活の欧米化とともに動物性脂肪の摂取量が増加し、それに伴って、我が国でも乳がんが急増しています。

 乳がんは初潮が早かったり、閉経が遅かったり、また未婚、未出産の人が罹患しやすいと言われています。これは女性ホルモン活動と関係があるとされており、母親や姉妹など近親者に乳がんの方がいる場合にも、リスクが高いと言われています。

 しかし、乳がんは早期発見がしやすく、定期的に集団検診を受けていれば、たとえかかっても治る可能性の高い病気です。
 
 
 
 
 施設内および巡回検診車(きぼう号、DR車)の集団検診では、専門医による視触診と乳房X線撮影(マンモグラフィ検査)、超音波検査を実施しています。
DR乳腺集団検診車と
検診車の内部(撮影装置)
乳房を圧迫板ではさんで
左右1枚ずつ写真を撮ります
 平成16年厚生労働省より、40歳以上の女性に対して二方向、50歳以上の女性に対して一方向の、一次検診へのマンモグラフィ検査の導入が勧告されています。当センターも平成13年度からマンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)に沿ったマンモグラフィ検査を行っています。

 マンモグラフィの読影は、マンモグラフィ検診精度管理中央委員会主催の読影試験を受け、AまたはBランク以上を取得した2名の医師によって読影判定されます。また撮影する技師は全てマンモグラフィ撮影技術および精度管理に関する基本講習プログラムに準じた講習会を修了しています。これらの検査を総合的に判定し、精密検査の必要性の有無や方法を判断します。 


 また当センターはマンモグラフィ制度管理中央委員会の施設画像評価でA判定(検診マンモグラムとして申し分ない)を受けています。 → 詳しくはこちらへ
乳房X線写真(内外斜方向)と撮影技師による写真のチェック
 また、乳がんは自分でも発見可能な「がん」であるので、自己検診法を受診者の方に啓発指導しています。
 
 
 精密検査は、集団検診でチェックされた病変の更に詳しい超音波検査、乳房X線撮影(マンモグラフィ)二方向、拡大撮影等、乳頭部からの分泌物の細胞診や腫瘍マーカー測定、更に腫瘤の穿刺吸引による細胞診などであり、これらを組み合わせた高度な診断方法をもとに最終的な判断を下しています。
 
施設内の乳房撮影装置と乳房圧迫装置
乳房X線写真(頭尾方向)と専門医による判定の様子
 精密検査の結果は、後日郵送いたします。治療を必要とする場合にはそれぞれの方に適した医療機関を紹介しています。 

 なお集団検診から要精密検査になる率は、約8~10%であり、このうち「がん」と診断されるのは、精密検査受診者の約1~2%です(なお、集団検診受診者の約0.1%です)。
  
  

 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会の施設画像評価委員会が作成した基準をもとに、画像線量評価、およびよい画質を得るためのマンモグラフィ施設、画像、線量評価が行われ、審査に合格した施設には認定証が授与されます。

 当センターは平成14年4月にA認定を受けました。
臨床画像総合評価(100点満点中)
A 100~88点 検診マンモグラムとして申し分ない
B 87~76点 検診マンモグラムとして適当であるが、多少の改善点がある
C 75~64点 検診マンモグラムとして適当とは言えず、かなりの改善点がある
D 63点以下 検診マンモグラムとして不適当である
根本的な改善が必要である